三田証券のファクタリングの特徴と口コミ評判は?医療機関向けに高評価?

三田証券のファクタリングの特徴と口コミ評判は?医療機関向けに高評価?

医療機関向けのファクタリングサービスに対応する三田証券。診療報酬債権の資金化に特化した同社ですが、審査や入金のスピード、手数料が気になる方も多いのではないでしょうか。

本記事では三田証券の概要や口コミ評判、入金スピード、良い点と悪い点、よくある質問まで詳しく紹介します。三田証券について知りたい方はぜひ最後までお読みください。

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三田証券の会社概要

三田証券の会社概要

医療機関や介護事業者、調剤薬局に特化したファクタリングサービスを展開する三田証券。同社は1949年設立の老舗証券会社で、ファクタリング業界では珍しい証券系企業です。

項目内容
会社名三田証券株式会社
代表者名門倉 健仁
電話番号03-3666-0011
設立年月日1949年7月
本店住所東京都中央区日本橋兜町3-11
資本金5億円
法人番号6010001058171

70年以上の歴史を持つ三田証券は、証券業界での経験を活かし医療機関向けファクタリングに参入。金融のプロとして培ったノウハウを、診療報酬債権の買取に活用しています。

三田証券が対応しているファクタリング契約形態は?

三田証券が対応しているファクタリング契約形態は?

三田証券が取り扱うファクタリングサービスについて詳しく見ていきましょう。

診療報酬ファクタリング

三田証券の主力サービスが診療報酬ファクタリングです。医療機関が保有する診療報酬債権を買い取ることで、資金繰りを支援します。診療報酬債権の支払いは確実性が高いため、他の債権と比べて有利な条件で資金調達が可能です。

医療機関にとっては、診療報酬の支払いを待たずに早期に資金化できるというメリットがあります。設備投資や人材確保など、経営改善や事業拡大に必要な資金を迅速に調達可能な点が魅力です。

3社間ファクタリング

三田証券では3社間ファクタリングに対応しています。医療機関(債権者)、保険者(債務者)、三田証券(ファクタリング会社)の3社間で行われる取引形態です。

3社間ファクタリングのメリットとして、債務者である保険者に対して債権譲渡の通知が行われる点が挙げられます。債権の存在が明確になり、より安全な取引が可能です。一方で、通知の手続きに時間がかかる場合があるため、即日の資金調達には向いていません。

三田証券の審査・入金スピード・手数料

三田証券の審査・入金スピード・手数料

三田証券のファクタリングサービスにおける審査や入金のスピード、手数料について解説します。

迅速な資金調達が可能か、コストはどの程度か、具体的に見ていきましょう。

三田証券の審査スピードは?

三田証券の審査スピードは最短で1週間程度です。一般的なファクタリング会社と比較すると若干遅めですが、診療報酬債権という特殊な債権を扱うため、慎重な審査が行われていると考えられます。

医療機関の経営状況や診療報酬債権の内容を精査するには一定の時間が必要です。審査に時間をかけることで、より適切な条件での契約が可能になる面もあるといえます。

三田証券の入金スピードは?

入金スピードも審査と同様に最短1週間です。審査完了から入金まで含めての期間であるため、実質的な入金までの時間は数日程度と見込まれます。

診療報酬債権の特性上、即日入金のニーズは比較的少ないと思われますが、設備投資や人材採用など、計画的な資金調達には十分対応可能なスピードといえます。

三田証券の手数料は?

三田証券の手数料は5.0〜15.0%の範囲で設定されています。この幅は業界標準的なものですが、実際の手数料は個々の案件によって変動します。

診療報酬債権の金額、支払期日までの期間、医療機関の信用度などが手数料に影響する要素です。大規模な医療機関や長期の取引実績がある場合は、より有利な条件で契約可能と推測されます。

最後に、三田証券の審査スピードや入金スピード、手数料の情報をまとめます。

項目内容
審査スピード最短1週間
入金スピード最短1週間
手数料5.0〜15.0%
利用限度額非公開

三田証券の口コミ・評判は?

三田証券の口コミ・評判は?

三田証券のファクタリングについて口コミ・評判を調査した結果、以下のような口コミが見つかりました。

診療報酬の資金化のスピードや掛目の高さを評価する声が多く見られます。一方で、契約期間や事務手数料の懸念も一部に見られます。各口コミを詳しく見ていきましょう。

他社の診療報酬ファクタリングに比べると素早く資金調達が可能です。掛目も悪い条件ではありません。ただ契約期間と事務手数料はネックだと思いました。

ファクタリング会社の口コミより引用

導入までのフローは総じて素早かったです。審査から契約までは約1週間。レセプトの提出から買取の実行までは確か2、3日ほどだったと記憶しています。 当院の経営状況は決して良いわけではないのにもかかわらず利用できたのは、診療報酬債権が持つ優良性というのもあるのでしょうが、三田証券さんの柔軟な審査姿勢に拠る所も大きいと思っています。

ファクタリング会社の口コミより引用

買取率が8割であることが多い医療ファクタリングですが、ここでは9割以上の買取に対応しています。 医師及び看護師の確保が急務だったため、少しでも多くの金額を調達することが、ファクタリングをする上での第一希望でした。 契約期間など気になる点はいくつか散見されますが、解約には柔軟に応じていただけるとのことです。手頃な手数料なども加味し、メリットの方が大きいと判断して契約を結びました。

ファクタリング会社の口コミより引用

以上の口コミから、三田証券のファクタリングサービスは、スピーディな対応と高い買取率、解約への柔軟な対応などの顧客ニーズに合わせたサービスが評価されていることがわかります。

三田証券の良い点・悪い点まとめ

三田証券の良い点・悪い点まとめ

三田証券のファクタリングサービスについて、良い点と悪い点という観点から解説します。

以下、具体的に見ていきましょう。

【良い点】高い買取率

三田証券の診療報酬ファクタリングは、最大で診療報酬請求額の95%まで買い取りが可能です。一般的な医療ファクタリングでは80%程度の買取率が多い中、この高さは群を抜いています。

資金需要の高い医療機関にとっては、少しでも高い買取率が望ましいものです。設備投資や人材確保など、大きな資金が必要な場面で、この高い買取率は大きな助けとなります。

【良い点】柔軟な審査姿勢

三田証券は、医療機関の経営状況に応じて柔軟な審査を行っているとみられます。診療報酬債権自体の信頼性が高いこともあり、財務状況が芳しくない医療機関でも利用可能です。

柔軟な審査姿勢は、経営改善に取り組む医療機関にとって心強い特徴です。一時的な資金不足を乗り越え、経営を立て直すチャンスを得ることが可能になります。

【良い点】4ヶ月分の資金調達が可能

三田証券では、最大で診療報酬など請求額の4ヶ月分相当の資金調達が可能です。これは、比較的大規模な資金調達にも対応可能であることを意味します。

長期的な設備投資計画や大型の医療機器の導入など、まとまった資金が必要な場面で活用可能です。計画的な経営改善や事業拡大を考えている医療機関にとって魅力的な特徴です。

【悪い点】契約期間と事務手数料

一部の利用者から、契約期間や事務手数料に対する懸念の声が上がっています。具体的な内容は明らかではありませんが、契約時の十分な確認がおすすめです。

契約期間が長期に設定されている場合、経営状況の変化に柔軟に対応できない可能性があります。また、事務手数料が高額な場合は、実質的なコストが上昇します。以上の点については、自院の状況に適しているか慎重に判断しましょう。

三田証券のファクタリングに関するよくある質問

三田証券のファクタリングに関するよくある質問

三田証券のファクタリングサービスについて、利用を検討されている方々からよく寄せられる質問をQ&A形式でまとめました。サービス利用を検討されている方は、ぜひご覧ください。

三田証券で必要な書類は?

三田証券のファクタリングサービスを利用する際に必要な書類は公式には明らかにされていません。一般的な医療機関向けファクタリングの場合、以下のような書類が求められるケースが多くみられます。

  • 診療報酬請求書(レセプト)のコピー
  • 直近の決算書
  • 社会保険医療機関などの指定通知書
  • 代表者の本人確認書類
  • 法人の印鑑証明書
  • 銀行口座情報

事前に用意しておくと、スムーズな手続きにつながるでしょう。詳細は三田証券に直接確認することをおすすめします。

三田証券の利用限度額は?

三田証券の利用限度額は公式には非公開です。最大で診療報酬など請求額の4ヶ月分相当の資金調達が可能とされています。

具体的な限度額は、医療機関の規模や診療報酬請求額、取引実績などによって個別に設定されるのが通例です。大規模病院と小規模クリニックでは当然ながら利用可能額に差が出るでしょう。また、継続的な取引関係が構築されれば、徐々に限度額が引き上げられる可能性もあります。

利用限度額については、実際に審査を受けてみないと正確な金額はわかりません。資金需要に見合った金額の調達が可能かどうか、事前に三田証券の担当者に相談してみることをおすすめします。

三田証券の審査通過率は?

三田証券の具体的な審査通過率は公表されていません。診療報酬債権を扱うファクタリングは一般的に審査通過率が高いとされています。

診療報酬債権は、国民健康保険や社会保険といった公的機関が支払う債権です。支払いの確実性が高いため、他の債権と比べて審査は通りやすいと考えられます。

とは言え、医療機関の経営状況や過去の取引実績なども審査の対象です。経営状況に不安がある場合でも、三田証券は柔軟な審査姿勢を持っているという評価もあります。審査に不安がある場合は、事前相談を利用するのも一案です。

三田証券の審査が不安な場合は?

審査に不安がある場合は、まず三田証券に相談してみることをおすすめします。経営状況や資金需要について率直に説明し、審査の可能性や条件について相談すると良いでしょう。

また、審査に通らなかった場合や、より有利な条件を求める場合は、他のファクタリング会社も検討してみることもおすすめです。医療機関向けのファクタリングサービスに対応している会社は他にもあります。

複数の会社に相談して比較検討することで、自院に最適な資金調達の方法が見つかる可能性があります。ただし、短期間に多数の審査を受けると、信用情報に影響を与える可能性がある点には注意してください。

当サイトでは他の医療機関向けファクタリング会社の情報も扱っています。ぜひ参考にしてみてください。

まとめ

まとめ

三田証券のファクタリングサービスは、医療機関に特化した診療報酬債権の買取を行っています。高い買取率や柔軟な審査姿勢、大規模な資金調達にも対応可能な点が特徴です。一方で、契約期間や事務手数料については自院の状況に適切かどうか判断が求められます。

ファクタリングを利用する際は、自院の経営状況や資金需要を把握した上で、複数の会社を比較検討し、契約内容を十分に確認することが重要です。適切な会社選びを通じて、資金繰りの改善や事業拡大のチャンスにつなげていきましょう。

この記事を書いた人

自らの経験に基づいた、ファクタリングや与信管理に関する豊富な実績を持ち、これまでに数百社の取引をサポート。
当メディアでは企業の資金繰りに役立つ情報発信を行うとともに、中小企業向けにファクタリングのアドバイザリーサービスも提供しています。

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